「ユニバーサルデザイン」とは、ノースカロライナ州立大学のロナルド・メイスが1985年に公式に提唱した概念で、「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」を基本コンセプトとしています。 Webは基本的にあらゆるユーザーに対して開かれたメディアであり、したがってユニバーサルデザインの概念は当然、Webの世界でも求められています。 特にユーザビリティ、アクセシビリティ、情報アーキテクチャ(IA)、ユーザー中心設計(UCD・HCD)、ユーザーエクスペリエンス(UX)などのキーワードのもと、だれにでも使いやすく、アクセスしやすいWeb環境を実現することは重要なテーマになっているのです。 pro-webでは、ユーザーフレンドリーであることを第一に、ユニバーサルデザインの理念を反映したWebの設計・構築を重視しています。
ユニバーサルデザインを評価するさまざまなツール(Web Developer、Firebugなど)を活用した分析と提案、各種指針(JIS X8341-3:2010、WCAG 2.0など)への準拠、デザイン、コーディング、システムなどレギュレーション制作、実制作と一貫したサポート。
ユーザーをすみやかに明快に誘導、機会損失を防ぎ、サイト目的を達成。コンテンツの視認性を高め、ユーザーをコンテンツに深く導き、必要な情報を伝達。メッセージ訴求力とユーザー体験を向上させ、サイトの持つブランド力を強化。
あらゆるユーザーを対象に開かれたWebサイトを制作する意思や姿勢は、企業やサービスそのもののイメージや評判を高める。また使いやすいサイトはページ離脱を最小限に押さえ、ページ閲覧数が増加、SEO的にも価値を高める。
ウェブアクセシビリティJISに準拠した証券会社Webリニューアル
地方証券会社WebサイトをJIS規格に準拠させた形でリニューアル。制作期間やコスト、その他さまざまな制約があるため、完全準拠は行われなかったが、ユニバーサルデザイン制作上の評価基準として規格を採用、各種評価ツールを使用し準拠精度を上げた。Webセイフカラーやユニバーサルフォントの使用など、デザイン表現の自由度を失わない範囲でバランスを取りながら導入。
オンライントレーディングサイトのインターフェイス開発
新規参入オンライン証券会社のネットトレードサイトのデザイン、インターフェイスを短納期で制作。サイトの性質上、ユーザーに各種操作してもらうことが前提のため、ユーザビリティやユニバーサルデザイン的な概念を重視した。証券取引法や各種用語、取引フローなど専門知識が要求される上、システムからの制約事項などもあり、難易度の高い案件。