SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、個人単位でのコミュニケーションを主な目的としたコミュニティ型の会員制Webサービスです。
モバイル端末との親和性が高く、スマートフォン・タブレットの普及とともに広がり、今ではTwitter、Facebook、Google+、mixi、LINE、カカオトーク、Instagram、tumbler、モバゲー、グリーなどさまざまなSNSが利用されています。
SNSでは、個々のユーザーが友人・知人といった現実的な関係だけではなく、ネット上だけの付き合いも含めたさまざまな人々が、“共感”によってつながっています。
情報が伝わる過程においても、情報そのもの、あるいは発信者に対する共感がSNSでは重要になります。また、共感・興味のレベルに応じた参加がしやすいという点もSNSの特徴です。 そもそも個人のコミュニケーションを目的としているSNSをビジネス活用するということは、井戸端会議に会社が参加するようなもの。
そのなかで共感しあい、何かしらの参加行動を促すために企業としてどのように接していくべきなのかが重要なポイントだといえます。 ●Twitter:
基本的にすべてが「ツイート」であり、会話を共有する“場”がTwitter上には存在しないのが最大の特徴。話題や議論を誰かが一方的に所有するのではなく、常に新しいツイートが生み出されて増殖していく。
“つぶやき”とはいえ、ネット上で広く拡散する様子は「大声の“つぶやき”」。リアルタイム性、拡散性に優れていて、通りすがりの人にも聞こえるのがTwitter。 ●Facebook:
投稿に対するコメントという形の会話が基本。実名登録制という仕組みの都合上、実際の人間関係を反映した会話が多いため、人間関係の輪の境界や外側からは入りづらい面がある。
また、Facebook内のアイデンティティの側面が強いことが会話のテーマや内容にも影響する。
Facebookは、簡単で密接な「井戸端会議」。知り合いの輪の外側や、境界線あたりの人間が加わると、“気まずい”コミュニケーションになることもある。
タイムラインやツイートボタンなど各種APIプログラムを活用、サイトに組み込み、Twitterと連携することにより、情報発信力やコンテンツの厚み、コミュニケーション力を強化。Twitterと連携するさまざまなAPI導入をサポート。
「ハッシュタグ」は、「#」を頭に付けた共通の「文字列」。「ハッシュタグ」を付けた発言だけをあとから一括で検索、表示できるので、話題に絞った発言の表示やジャンル分けが可能。これを活用した各種キャンペーン、プロモーションなどを企画・提案。
ツイート検索・収集プログラムを活用し、特定の情報や商品に対するツイートなど口コミ情報を収集し、解析。Twitter上のトレンドやムード、評判などを分析し、マーケティングに活用するためのサポートをおこなう。
例えばFacebookの代表的なAPI「いいね!!」機能をサイトに組み込み、連携しながら情報の広がりを自社サイトに取り込み、プロモーションの幅を広げる。他にもFacebookと連携するさまざまなAPIを導入サポート。
Facebook内に公式ページや商品プロモーション、各種キャンペーンページなどを構築し、Facebookの機能をさまざまに活用したマーケティング、プロモーション施策が可能。これら施策の企画制作をおこなうサービス。
Facebook内外サイトやブログ、スマートフォンなど、すでに多種多様なアプリとサービスが存在、サイト活性化や収益化モデルとして活用されている。OpenSocialの仕様にもとづきWebアプリケーションを企画・開発。
企画提案、活用コンサルティング、アカウント作成・設定など立ち上げ支援、コンテンツ制作、マネージメントやデザイン、オペレーションなど実運用・管理などをサポート。またSNS特有の各種リスクヘッジを重視。
地域情報誌ポータルサイトのFacebookを使った情報拡散活用
イベント情報やアーティストブログの個別記事に対して「いいね!」ボタンの設置はもちろん、Open Graph protocol(オープングラフプロトコル)を用いたmetaタグを適切に活用し、シェアされたときのFacebook内での表示の仕方を最適化。Facebookで繋がったユーザー限定のプレゼント情報などにより、積極的にファンの囲い込みとグルーピングをおこなっている。
マンション紹介サイトを「いいね!」とつぶやきで盛り上げる
新築マンション販促のための街情報サイト。街のおすすめポイントを住人や働く人に推薦してもらい、設置したFacebook、Twitterボタンを利用し、共感を共有・伝播させるSNSとの連動企画。また既存のSNSだけではスタート時に十分な共感やつぶやき数が得られない懸念があり、独自の評価システムも並行して開発・導入、ヒアリングを通じてあらかじめ一定の投票数を用意する方法をとった。